大山・隠岐国立公園を生かした地域再生研究会
1 研究会の名称
大山・隠岐国立公園を生かした地域再生研究会
2 研究会の目的
大山・隠岐国立公園は、山陰地域では唯一の国立公園であり、自然豊かで、歴史遺産の残っている地域として有名である。しかし、2000年代になって人口減少がすすむとともに、観光客減少を招く状況にあるため、地域再生が求められている。本研究会では、大山・隠岐国立公園を生かした地域再生の条件を把握することを目的とする。
3 研究予定
鳥取県大山隠岐国立公園の大山寺地区は、従来、大山のスキーや登山等のレジャーと社寺や参道が残る歴史探訪の場であるため、観光客を集めている。しかし、1990年代に、人口や観光客減少のため旅館街を中心に衰退したため、1990年代後半から地区再生のための活動が動きはじめた。本年度は、鳥取県大山隠岐国立公園の大山寺地区を中心として地域再生を支援する諸活動及び居住環境実態を把握する。
また、地域再生に精通する山口大学の鵤教授を講師として招聘し、講演会を開催する予定である。
4 研究活動
<平成22年度>
○大山・隠岐国立公園を活かした山陰地方の地域再生手法を考察することを目的とした研究会の定期的な開催
○歴史的町並みの調査(大山隠岐国立公園大山寺地区,滋賀県比叡山坂本)
○大山寺地区の住民と宿泊施設・土産店等の企業運営者を対象に,居住環境の実態や大山寺地区の景観的特徴に対する意識を把握するために,アンケート調査を実施
○鵤心治先生講演会の開催
テーマ:「地方都市のまちづくり実践」
日 時:平成23年1月21日(金) 13:20〜14:30
場 所:米子工業高等専門学校 専攻科棟オープンシアター
講 師:鵤 心治氏(山口大学 教授)
参加者:20人
※支部ニュースレター29号参照
委員の構成
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代表者小椋 弘佳米子工業高等専門学校建築学科
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熊谷 昌彦米子工業高等専門学校建築学科
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兼子 朋也米子工業高等専門学校建築学科
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細田 智久米子工業高等専門学校建築学科
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中嶋美智子米子工業高等専門学校建築学科
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八幡 徳弘鳥取県西部総合事務所県民局 大山中海振興課
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樋口 秀長岡技術科学大学 工学部 環境・建設系
update : 2022/05/25